ファイル処理

   1.2 ファイルポインタ
 C言語でファイルを操作する場合に使用するファイルポインタというものを説明します。

 1.1の例では,ファイルから順にデータを読み込むわけですが,どこまで読み込んだのか,次はどこから読み出すのかといったことをどこかに覚えておく必要があります。また,ファイルにデータを書き込む場合にも,次はどこに書き込むのかといったことを覚えておく必要があります。

 プログラムで読み込んだり書き込んだりするファイル毎に1つのファイルポインタを用います。ファイルポインタは,次のようにして用意することができます。

     FILE *fp;

fpというのがファイルポインタの名前です。名前は変数名の命名規則に従って,自由に付けることができます。例えば,

     FILE *input_file;

といったようにです。