2 リスト

   2.3 連結リストと配列
 これで、一方向リストでも配列のように複数のデータが並んだリストを考えることができそれぞれのデータを操作することもできるようになりました。では一方向リストで行った操作を配列で実現するとしたらどうなるでしょうか。  各操作を比較すると、リストを扱う場合は一方向リスト(連結リスト)のほうが配列よりも個々の情報の処理が簡単になります。ただし、簡単というのは配列の場合はあるデータを操作するときに他のデータも操作する必要があるため処理の数が多いという意味です。構造体を使った連結リストは仕組みが分かりにくいので利用する前に正確に理解しておきましょう。