4 ポインタの必要性とその功罪

   4.2 ポインタの危険性
 ポインタは非常に有益である半面、危険性も秘めています。もっとも危険な側面は です。例えば、
ptr = data;           /* 配列data[ ]の先頭アドレスを代入 */
while(*ptr != '\0'){  /* 文字列の最後の'\0'を見つけるまで以下を繰り返す */
     printf("%c", *ptr); /* 1文字出力 */
     ptr++;              /* ptr=ptr+1; 次の文字を指すアドレスとなる */
}
のように,メモリ空間上のデータを直接操作することが可能となる反面、 などの危険性があります。このようなポインタの功罪を理解し、危険性の少ないプログラムを書くように心がけましょう。